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Railway Stories / 大崎善生 


Railway StoriesRailway Stories
(2010/03/20)
大崎 善生

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 転落は音もなく速く、そして留まることを知らなかった。その落下エネルギーに対抗することもできずに、僕は坂を滑り続けていた。そこはジャンプ台に似た足の竦むような急斜面で、いくら全身でしがみつこうとしたところで滑落を止めることはできない。すべての抵抗を諦め落下するままに滑っていくと、やがて階段の踊り場のような場所に出た。そこからはさらに下っていく階段と、昇りの階段が伸びていた。
 ようやくたどり着いた踊り場は僕に言った。
「ここで少し落ち着いて考えろ」と。


この感覚を、実体験に基づいて知ってる人だから、共感できるんだろうなぁ。鉄道にまつわる静かな短編集。中の紙がグレーがかったものになってる装丁も面白い。流石やで。
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