スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ファシリテーション入門 / 堀公俊 


ファシリテーション入門 (日経文庫)ファシリテーション入門 (日経文庫)
(2004/07)
堀 公俊

商品詳細を見る


就活でグループディスカッションに参加した際に、とある企業の人事社員からファシリテーションという言葉を教わった。ので買ってみた一冊。Weblioによると、facilitateとは「容易にする,楽にする,促進する」などの意味。人が主語にならないって注意書きがあるが、それだと人を指してファシリテーターというのはおかしい気もする。どうでもいいけど。

ファシリテーションの概念は曖昧で良い訳語もなく、著者もいろんな言い回しでファシリテーションを説明しようとしている。曰く、個人の集まりとして組織を動かそうという「構造(システム)的なアプローチ」ではなく、人と人との相互作用の集まりとして組織を考える「関係(プロセス)的なアプローチ」(p20)というのがファシリテーションの基本的な考え方である。会議におけるファシリテーションであれば、「上手な司会進行役」ということだと思うのだけれど、それは雑に言い切りすぎか。

本書の紙幅のほとんどは会議などで上手く立ち回る為の、コミュニケーションやロジカルシンキングに関するテクニックの紹介になっている。いちいち具体的な会話の例を挙げて説明してくれているので、イメージは掴みやすい。この内容を全て実践できたら、それはもう超人的なビジネスマンになれるのだろうけど、一度読んだくらいで覚えられるわけもない。本書にも書いてあるように経験を重ねて習得するより他ないのでしょうね。


見出しだけ具体的にメモ。ファシリテーションでは以下の4つのスキルが必要になってくる。

①場のデザインのスキル
 a.プロセスデザイン
   →起承転結型・発散収束型・問題解決型など
 b.人のタイプを考えたメンバー構成
 c.原則としてファシリテーターとリーダーは別

②対人関係のスキル
 a.聴く力・訊く力・観る力・応える力

③構造化のスキル
 a.主張を正しく理解させる
 b.ポイントと位置づけを明らかにする
 c.議論を構造化する
   →ツリー型・フロー型・マトリクス型・サークル型

④合意形成のスキル
 a.合理的で民主的に!
 b.協調的にコンフリクト(対立・葛藤・衝突)を解消する



日本人は気質的にファシリテーションに向いているとも書いてあったが、ファシリテーション的なマネジメントの為には各人がしっかり自律していることが前提なわけで、それは日本人の弱い部分である気もする。。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://damest.blog12.fc2.com/tb.php/366-b5bac99c

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。