スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

メグとセロンⅥ 第四上級学校な日々 / 時雨沢恵一 


メグとセロン VI 第四上級学校な日 (電撃文庫)メグとセロン VI 第四上級学校な日 (電撃文庫)
(2011/03/10)
時雨沢 恵一

商品詳細を見る

ついに短編集の様相になってしまった。どうやら次の巻へのつなぎの一冊であって、この本自体にさほど重要性はない。というか、これまでの事件をよく憶えていないので、過去の話を持ち出されても微妙について行けない。(忘れている方が悪いのだがw)

このシリーズ第6巻は、一応独立した4つの話から構成されている。1話目はどうでも良い人物紹介で、2話目では新聞部の顧問にマードック先生が就任するが、彼が登場した事件の詳細は忘却の彼方である。3話目ではジェニーの過去が明らかになるが、だからどうした。これも今後への伏線だろうか。

4話目だけは、少し斬新な取り組みがなされている。
あなたが聞き返すのも、無理はなかった。
食生活は間違っていると、あなたは思う。だが、それを指摘するほど、あなたは空気が読めない生徒ではなかった。
あなたはためらいつつも、聞くべきことはきちんと訊ねる。
話としては田舎の学生が主人公たちのいる首都の第四上級学校に短期留学に来て新聞部に入部するというストーリーだが、このように「あなた」(=読者?)を主語とした文章で綴られている。読者に新聞部に飛び込んでもらおうという試みなのだろうか。勝手に俺の言動や感想を決めるなという気もするが、短期留学生の目線を通して「第四上級学校な日々」を体験させるという趣旨であれば、ある程度成功しているといえる。なんとも不思議な読書空間ではある。

そして、この4話目のエピローグが次巻へのプロローグとなっており、楽しみな気持ちにさせられる気がする。が、気のせいかもしれない。オリジナルであるはずなのに稚拙なシミュラークルに成り下がっているシリーズだと感じる。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://damest.blog12.fc2.com/tb.php/430-35e8ac65

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。