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原発大崩壊! / 武田邦彦 


原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある (ベスト新書)原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある (ベスト新書)
(2011/05/14)
武田 邦彦

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この本で言われていることは、これに尽きる。
日本の原発はすべて危険だが、日本には「安全な原発」をつくる技術はある(p189)
本書でも述べられているが、「安全な原発には賛成、危険な原発には反対」という至極真っ当な言い方を、著者はよく言っている。科学や工学の観点からは、日本の技術を以てすれば充分に安全な原子力発電所は作れる。しかし、そもそもの耐震基準が甘いことと、「原子炉」を守る仕組みはあっても「原発」を守る仕組みはないこと、事故発生時の対策がないことから、結果として周辺住民は守られないという。

技術はあっても、開発・運営の際に必要な倫理や責任感があまりに欠如している。巨大技術をコントロールするには、日本は未熟だということ。この点に失望して、著者は震災後、現在の日本では原発反対という立場に翻意したようだ。この態度というか思考過程は、筋が通っていて非常に納得する。

しかし相変わらず日本語の使い方がテキトー過ぎて誤解を招く表現も多い。口語体で取っつきやすい文章なのは良いが、学者なんだから文章にはもうちょっと気を配って欲しい。というか、編集者仕事しろw

結局のところ、個人個人が放射線対策をどうすれば良いのかということもアドバイスしてくれている。詳細な数字の読み解き方には注意が必要だろうが、日本の原発問題についての誠意ある言説であるのは間違いない。著者のブログもそうだが、他にも原発問題に触れた本はたくさん書いているようだ。だいたい同じような内容が書いてあるので、全部読む必要はないと思う。

■武田邦彦・中部大学教授のブログ
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