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なれる!SE 4 誰でもできる?プロジェクト管理 / 夏海公司 


なれる!SE 4 誰でもできる?プロジェクト管理 (電撃文庫 な)なれる!SE 4 誰でもできる?プロジェクト管理 (電撃文庫 な)
(2011/05/10)
夏海 公司

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とある出版社の本社移転プロジェクト。主人公たちはルータの移設作業だけを請け負う予定で最初のミーティングに参加した。しかし、そこで待ち受けていたのはあまりにグダグダな状況だった。顧客は勝手な要求ばかりで非協力的、参加業者の担当範囲どころか要求仕様も決まっていない上に、決定しているのは2ヶ月という期限だけ。あまりの惨状に、ついにはプロジェクトマネージャーまで逃げ出してしまった。

さて困ったどうしよう…ということで、いつものようにお気楽社長の見切り発車によって入社4ヶ月目の主人公にお鉢が回ってくるわけです。さすがに現実にはそんなことねーよwww
……ないよね?

まあそれでも、この過去最悪の修羅場を、ゼロからしっかり積み重ねて、主人公は対処していく。プロジェクトとは何ぞやというところから、プロジェクト管理を体得していく。プロジェクト管理のテキストを読んで"やば……、面白いかも、これ"と言える性癖があってこそのことではあるが。

毎回のことだが、このシリーズは小説としての起承転結がしっかりしている。メチャクチャな仕事を振られて、血反吐を吐きながら藻掻いて、会社内外の仲間(これが美少女だらけなのが唯一のファンタジー要素)と協力して、最後にはちょっとだけアクロバティックな妙案によって問題を解決していく。その流れが丁寧なので安心して読める。

仕事に関する具体的なエッセンスも勉強になる。例えば、プロジェクトマネジメントに関するアドバイスとして、「メンバーをサーバ(奉仕者)・ツール(道具)・クライアント(顧客)の3タイプに分類して対応せよ」といった内容が登場する。非常に実際的でテクニカルな話だ。これは一般的に云われていることなのか、著者のオリジナルな理論なのか。専門的な用語も増えてきたけど、IT門外漢でも恐らくそれなりに楽しめるシリーズだと思う。社畜云々は置いておいても、主人公のポジティブな態度に学ぶところは大きい。

更なるサブヒロインが新登場したり、ツンデレロリツナ缶上司との距離にも変化があったりなかったりで、ラブコメとしてもそこそこ順調で楽しみ。
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