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空白 / 井上雄彦 


空白 (Switch library)空白 (Switch library)
(2012/05/10)
井上雄彦

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井上雄彦。伝説的なバスケマンガ『スラムダンク』の作者。現在は、宮本武蔵を主人公に据えた『バガボンド』と、車椅子バスケを題材にした『リアル』を連載している。

しかし2010年4月から2012年3月までの1年半、『バガボンド』の連載を休載していたらしい。この人の描いたマンガは殆ど全て読んできたけど、単行本派なのでそのことすら知らなかった。SWITCH編集部は休載期間中にもインタビューを重ねていたらしく、この本はそのインタビュー集だ。SWITCHではしばしば井上雄彦のインタビューが掲載されるけど、これが結構好きでいつも読んでいる。

"僕は、意識としてはこの休載によってマンガ家として一回死んでいるような気がするんです。死ぬというのは大袈裟ですけど、ずっと自分にくっついている諸々を「捨てたい」「脱ぎたい」と思っていて、そうした方がその後絶対良くなると思っているんですね。"
何やら留年したときの俺のようなことを言っている気もするけどw、要するになぜ休載したかというと、『バガボンド』の連載の終わらせ方に悩んでいたらしい。そこには、連載中の主人公の最期の時を描くという異例の試みが行われた、『最後のマンガ展』の開催も大きく影響している。


『バガボンド』を休載していた間の大仕事として、東本願寺の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌の記念行事の屏風絵を描いている。一介のマンガ家がそんなイベントの水墨画を依頼されるなんて驚きな気もするが、『バガボンド』読者としては、さもありなんとも思う。宮本武蔵が強さを求めて流浪するマンガだが、連載途中からは筆で描かれているのだ。その表現も、最早マンガの枠には収まらない作品になっていると思う。


休載期間の単なるインタビュー集がコンテンツとして成立してしまうこのマンガ家はいったい何者なんだろう。普段どんなことを考えながらマンガを描いているのか伺える、井上雄彦ファンには美味しい一冊だ。しかし彼に興味がない人には何の価値もない本である。まあ何というか、この本は別にオススメしないけど、『バガボンド』は超オススメです!!w
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まとめtyaiました【空白 / 井上雄彦】

空白 (Switch library)(2012/05/10)井上雄彦商品詳細を見る
  • [2012/05/23]
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