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燃えるスカートの少女 /Aimee Bender 


燃えるスカートの少女 (角川文庫)燃えるスカートの少女 (角川文庫)
(2007/12)
エイミー ベンダー

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私の恋人が逆進化している。
比喩ではなく文字通り、恋人が逆進化していく。世界はさびしいと思っていた彼だが、ある朝そこには猿がいて、一ヶ月後には海亀になり、やがてサンショウウオか何かになり、ガラスの器の中で遂に彼は肉眼で見えなくなってしまう。そんな彼をも見つめ続けたわたしだが、小さな透明な波のあいまを、顕微鏡のレンズを使って恋人を探すなんて耐えられなくなり、彼(が入っているはずの容器)を車の助手席に積み、海へ向かう─


上記の一文で始まる冒頭のお話は『思い出す人』。この「ほんのまくら」が気になって、去年のほんのまくらフェアで購入したうちの一冊です。10ページから30ページくらいの不思議なお話がたくさん収められた短編集でした。

他のお話も終始こんな調子で、常に突拍子もない展開で、それなのに登場人物たちは常に淡々としていて。こわさとやさしさが綯い交ぜになっているような、薄明るくなり始めた明け方の空ような雰囲気は悪くなかったけど、お話自体の面白さは正直あまりよく解らず。それでも、こんな買い方じゃないと自分からは手に取らない類の本だったので、たまにはこんな読書もありかな、と。

知っている中では、星新一と市川春子を足して割ったような。あと、こういう文章は英語の原著を読んだ方が面白さを感じられるんじゃないかと感じた。英語さえ読めれば…w
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