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NHKニュース 鳩山首相 辞意を表明(文字起こし) 

2010年06月01日 ― NHKニュース 鳩山首相 辞意を表明




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お集まりの皆さん、ありがとうございます。
そして、国民の皆さん、本当にありがとうございました。

国民の皆さんの昨年の熱い夏の戦い、その結果、日本の政治の歴史は大きく変わりました。それは、国民の皆さんの判断は、決して間違っていなかった。私は今でも、そう確信を致しています。こんなに若い、素晴らしい国会議員がすくすくと育ち、国会の中で活動を始めてくれています。それも国民の皆さんの判断のおかげでございます。政権交代によって、国民の皆さんのお暮らしが必ず良くなる。その確信のもとで、皆さん方がお選びいただき、私が総理大臣として、今日までその職を行って参って参りました

皆さん方と協力をして、日本の歴史を変えよう。官僚任せの政治じゃない、政治主導、国民の皆さんが主役になる政治を作ろう。そのように思いながら、今日まで頑張ってきたつもりでございます。私は、今日お集まりの国会議員の皆さんと一緒に、国民のための予算を成立させることができた、そのことを誇りに思っています。

ご案内の通り、子ども手当てもスタートいたしました。高校の無償化も始まっています。子どもに優しい、未来に魅力のある日本に変えていこう。その私たちの判断は決して間違っていない、そう確信をしています。

産業を活性化させなきゃならない、特に一次産業が厳しい。農業の、一生懸命やっておられる方々の、個別所得保障制度。お米からではありますが、スタートさせていくこともできています。そのことによって、一次産業が更に、二次産業・三次産業と合わせて、六次産業として大いに再生される日も近い。私はそのようにも、確信をしています。

様々な変化が、国民のお暮らしの中に起きています。水俣病もそうです。更には、医療崩壊が始まっている地域の医療をなんとかしなきゃいけない。厳しい予算の中で、医療費を僅かですが増やすことができたのも、国民の皆さんの意思だと、私はそのように思っています。

これからもっともっと、人の命を大切にする政治、進めていかなければなりません。ただ残念なことに、そのような私たち政権与党のしっかりとした仕事が、必ずしも国民の皆さんの心に映っていません。国民の皆さんが、徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった。そのことは残念でなりませんし、まさにそれは、私の不徳の致すところ、そのように思っています。

その原因、二つだけ申し上げます。

やはりその一つは、普天間の問題でありましょう。沖縄の皆さんにも、徳之島の皆さんにも、ご迷惑をおかけしています。ただ、私は本当に、沖縄の外に米軍の基地をできる限り移すために努力をしなきゃいけない、今までのように沖縄の中に基地を求めることが当たり前じゃないだろう、その思いで、半年間努力をして参りましたが、結果として県外にはなかなか届きませんでした。いやこれからも、県外にできる限り、彼らの仕事を外に移すように努力をして参ることは言うまでもありませんが、一方で、北朝鮮が韓国の哨戒艇を魚雷で沈没させるという事案も起きています。北東アジアは決して、安全・安心が確保されている状況ではありません。その中で、日米が信頼関係を保つということが、日本だけではなく東アジアの平和と安定のために不可欠なんだ。その思いのもとで、残念ながら、沖縄にご負担をお願いせざるを得なくなりました。そのことで、沖縄の皆様方にもご迷惑をお掛けしています。そして特に、社民党さんに政権離脱という厳しい思いをお与えしてしまったこと、残念でなりません。ただ皆さん、私もこれからも、社民党さんとは、様々、国民新党さんとも共にではありますが、一緒に今まで仕事をさせていただいてきた、これからもできる限りの、協力を、お願いを申し上げて参りたい。更に、沖縄の皆さん方にも、これからもできる限り、県外に米軍の基地というものを少しずつでも移すことができるように、新しい政権としては努力を重ねていくことが何より大切だと思っています。社民党より日米を重視した、けしからん。その気持ちも解らないではありません。ただどうぞ、社民党さんとも、協力関係を模索をしていきながら、今ここはやはり、日米の信頼関係をなんとしても維持させていかなきゃならないという、その悲痛の思い、是非皆さんにもご理解を願いたいと思っています。私は、つまるところ、日本の平和、日本人自身で作り上げていく時をいつかは求めなきゃならないと思っています。アメリカに依存し続ける安全保障、これから50年100年、続けていいとは思いません。そこのところも是非皆さん、ご理解をいただいて、だから鳩山が、なんとしても少しでも県外にと思ってきた、その思い、ご理解を願えればと思っています。その中に、私は、今回の普天間の本質が宿っている、そのように思っています。いつか、私の時代は無理でありますが、あなたがたの時代に、日本の平和をもっと日本人自身でしっかりと見つめあげていくことができるような、そんな環境を作ることを、現在の日米の同盟の重要性は言うまでもありませんが、一方でそのことも模索をしていただきたい、私はその確信の中で、しかし、社民党さんを政権離脱という大変厳しい道に追い込んでしまった、その責任は取らなければならない、そのように感じております。


今一つはやはり、政治とカネの問題でありました。そもそも私が、自民党を飛び出してさきがけ、更には、民主党を作り上げて参りましたのも、自民党政治では駄目だ、もっとお金にクリーンな政権を作らなければ、国民の皆さん、政権に対して決して好意を持ってくれない、なんとしてもクリーンな政治を取り戻そうではないか、その思いでございました。それが結果として、自分自身が政治資金規制法違反の元秘書を抱えていたなどということは、私自身全く想像だにしておりませんでした。そしてそのことが、今日ご来会の議員の皆様方に大変なご迷惑をお掛けしてしまったことを、本当に申し訳なく、何でクリーンであるはずの民主党の、しかも代表がこんな事件に巻き込まれるのか、皆様方もさぞ、ご苦労され、お怒り(?)なったことだと思います。私は、そのような政治とカネに、決別をさせる民主党を取り戻したいと思っています。皆さんいかがでしょうか。
(拍手)
そのことで私自身も、この職を退かせていただくことになりますが、併せてこの問題は、小沢幹事長にも政治資金規制法の議論があったことも、皆様方周知のことでございます。先般、二度ほど幹事長ともご相談を申し上げながら、「私も退きます。しかし幹事長も、恐縮ですが幹事長の職を退いていただきたい。そのことによって新しい民主党、よりクリーンな民主党を作り上げることができる」、そのように申し上げました。幹事長も、「わかった」、そのように申されたのでございます。決して自動的という話ではありません。お互いにその責めを果たさなければならない。重ねて申し上げたいと思いますが、今日も見えております、小林千代美議員にもその責めを是非負うていただきたい、誠に、この高い壇上から申し上げるのも恐縮でありますが、私たち民主党、再生させていくためには、とことんクリーンな民主党に戻そうじゃありませんか皆さん。そのためのご協力をよろしくお願いをいたします。
(拍手)
必ず、そうなれば、国民の皆さんが、新たな民主党に対して聞く耳を持っていただくようになる、そのように確信を致しています。私たちの声も国民の皆さんに届くでしょうし、国民の皆さんの声も私たちにストンと通る、新しい政権に生まれ変わると、確信をしています。


皆さん、私は、しばしば宇宙人だと言われております。それは私なりに勝手に解釈すれば今の日本の姿ではなく、5年10年20年、何か先の姿を、国民の皆さんに常に申し上げているから、「何を言ってるか解らんよ」、そのように国民の皆さんに、或いは映っているのではないか。そのようにも思います。

例えば地域主権。原口大臣が先頭を切って走ってくれています。元々、国が上で地域が下にあるなんて社会はおかしいんです。むしろ地域の方が主役になる日本にしていかなきゃならない、それが、どう考えても、国会議員や国の官僚が威張っていて、「くれてやるからありがたく思え」、中央集権の世の中、まだ変わっていませんでした。そこに少なくとも、風穴が開いた、かなり大きな変化が、今、できつつある。これから更に一括交付金など、強く実現を図っていけば、日本の政治は根底から変わります。地域の皆さんが思い通りの地域を作ることができる。そんな世の中に変えていけると思います。今すぐ、なかなか分からないかもしれません。しかし5年10年経てば必ず、国民の皆さん、「鳩山の言ってること、こういうことだったのか」、解っていただける時が来ると確信しています。

新しい公共もそうです。官が独占している今までの仕事を、できる限り公を開くということをやろうじゃありあませんか。皆様方が主役になって、本当に国民が主役になる、そういう政治を、社会を、作り上げることができる。まだ、なかなか新しい公共という言葉自体が、馴染みが薄くてよく解らん、そう思われているかもしれません。是非、今日お集まりの議員の皆さん、この思いを、これが正しいんだ、官僚の独占した社会ではなく、できるだけ民が、国民の皆さんができることは全部、やりおおせるような社会に変えていく、その力を貸していただきたいと思います。

東アジアの共同体の話もそうです。今すぐという話ではありません。でも、必ずこの時代が来るんです。おかげさまで三日ほど前、済州島に行って、韓国の李明博大統領、温家宝中国の総理と、かなりとことん話し合って参りました。東アジア、我々は一つだ。壁に、we are the one、我々は一つである、その標語が掲げられていました。そういう時代を作ろうじゃありませんか。国境を越えて、お互いに国境というものを感じなくなるような、そんな世の中を作り上げていく、そこに初めて、新たな日本というものを取り戻すことができる。私はそのように思っています。国を開くこと、そのことの先に、未来を拓くことができる。私は、そう確信をしています。

是非、新しい民主党を、新しい政権を、皆様方のお力によってお作りをいただきたい。その時に、今鳩山が申していた、どうも先の話だなぁと思っていたことが、必ず、皆さんの連携の中で、「よし分かった」、理解をしていただける、国民の皆さんのお気持ちになっていけると、私はそう確信をしています。


お話が長くなりました。私は済州島に行って、あの、ホテルの部屋の先にテラスがありまして、そのテラスのところに一羽のムクドリが飛んで参りました。どうもそのムクドリ、実は我が家にいるムクドリと全く同じでありました。あ、失礼、ヒヨドリであります。鳥の名前を間違えちゃいけない(笑)。一羽のヒヨドリが済州島のホテルに飛んで参りました。そのヒヨドリは我が家の、我が家から飛んできたヒヨドリかなぁ、姿かたちが同じだからそのように勝手に解釈をして、そうかこの鳥も、早く、もうそろそろ自宅に戻って来いよ、そのことを招いているようにも、感じたところでございます。雨の日には雨の中を、風の日は風の中を、自然に歩けるような、苦しいときには、雨天の友(?)、お互いにそのことを理解し合いながら、しかし、その先に国民の皆さんの未来というものをしっかり見つめ合いながら、手を携えて、この国難ともいえる時に、是非皆さん、耐えながら、そして国民との対話の中で新しい時代を掴み取っていこうではありませんか。今日はそのことを皆様方にお願いを申し上げながら、大変不束な私ではございましたけれども、今日まで八ヶ月あまり、皆さんと共に、その先頭に立って、歩ませていただいたことに心から感謝を申し上げながら、私からの、国民の皆さん、ここにお集まりの皆様方へのメッセージといたします。

ご清聴ありがとうございました。
(拍手)

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あまりに面白い…
きっと視野狭窄で良い人なんだろうなぁ…
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